どらの自由帳

最近は模型の製作がメインになっています

ファインモールド 1/48 試製秋水を作る

どもども、こんにちは
ファインモールド欲発散の第3弾となります。
まとめ買いしたキットはこれが最後になります。ホビーショーで何やら気になる戦車が発表されてたので、それも作ってみたいですね。

さて今回はこちら、試製秋水を作っていきます。
レシプロでもなくジェットでもない、数少ないロケット戦闘機のひとつになります。
ロケットエンジンは高高度での活動に適しており、敵爆撃機の迎撃に開発されましたがあまりに取り扱いが難しいため実戦にでることはありませんでした。
世界中を見てもロケット戦闘機を実戦配備したのはドイツのコメートくらいです。
秋水はそれらを参考に作られた日本版コメートなので見た目もそっくりですね。

さて中身を見てみますが

飛行機は基本的にパーツは少ないですが、これは特に少なく大きなランナーが2枚に、キャノピー、そしてナノアヴィエーションのベルトが付属いています。
ピトー管も海軍用のものを用意しました。

さて早速ナノアヴィエーションのシートベルトをつけてみます。

初めて使いますが、真鍮より固くステンレスよりは全然柔らかいパーツですね。
ただ秋水専用のパーツではないため若干大きく感じますね…若干はみ出しています。

コックピットは最低限のパーツで構成されています。  

胴体もシンプルです。

翼は上下分割されていますので、合わせ目を消しておきます。
胴体はコックピットの塗装が終わった後に、

ピトー管は注意が必要で、付属のプラ製より金属製ピトー管の長さが倍近くあります。
そのため穴を深くしなければなりません。が、中が空なので

ピトー管が中に入ってしまいます。。。取り出すのに苦労しました…
翼を接着する前にピトー管の位置を調整しておくといいかと思います。

それでは内側の塗装を、三菱系のコックピット色で
キャノピーはコックピット色からオレンジを塗っています。

胴体と翼を組み立てます。あんまり組み合わせは良くないです。  

簡単にコックピットをマスキングして本体の塗装をしていきます。
シルバー部分はガイアノーツのジュラルミンを先に吹いておきまして

ピンクサフを吹きました。
今回使うクレオスの黄橙色は発色がかなり悪いので、発色を良くする下地にする必要があります。

いい感じにオレンジになったと思います。

一度クリアーを吹いてから、ダークブラウンでの墨入れとデカールを貼ります。
使用したデカールは初飛行時のものになります。

最後にもう一度クリアーを吹き、各パーツを組み立てましたら

完成になります。
さて作った感想ですが、キット自体はやや古めの作りになっています。
翼の精度や組み合わせは甘めで、胴体とも完全に切り離されているため合わせ目も目立ってしまいます。消すならそれなりに手間がかかると思います。
また足回りの精度や強度もいまいち不安な作りになっていました。しかし本体が軽いので大きな問題にはならないかと思います…たぶん
それでも少ないパーツですぐ形になるので、久しぶりに作る飛行機にはちょうどよかったかと思います。
それでは今回はこのあたりで、
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではではノン