どらの自由帳

最近は模型の製作がメインになっています

タミヤ 1/48 M5A1スチュワート を作る

どもども、こんにちは
自分でも驚いていますが、4月は記事を上げることができませんでした…
何も作っていないわけではないのですが、時間が空いてしまい気づけば夏に入りかけています。もう少し春を長くしてくれませんね~
さてさてさて、模型の方も触れていきたいと思います。

こちらタミヤ1/48シリーズの新作、M5A1スチュワートになります。
第二次大戦中アメリカ陸軍によりM3軽戦車の後継機として開発、生産された軽戦車となります。
欧州戦線では偵察車両として、太平洋戦線ではM3軽戦車とともに主力として日本軍と戦っています。
欧州の有名な戦車よりも日本には身近な戦車だったかもしれません。

では中身を見てみましょう。
パーツはとても少ないですね。

足回りと砲塔周り
転輪も少なく履帯も小さいですが、組み立て履帯のパーツ数自体はそこまで変わっていませんね。

車体に、その他パーツたち。
車体はプラ製で重りを入れるようになっています。
それでは組み立てていきます。  

車体は精度が良いので特に何もなく組み立てられますね。
また重りはナットを埋め込むため載せていません。
ただ、この形状のサスペンションはパーツが薄く曲がったり折れやすいので、間違って掴まないように気を付けてください。

車体上部を組み立てます。こちらも特に組み合わせを気にすることなく形になります。
道具系は後部にまとめられていますね。

砲塔を作ります。
砲塔周りの予備履帯は細かく分けられており、形も何種類かあるのでどこのパーツか分からなくなりそうでした。
しかし、よく見るとダボ穴もパーツごとに形が違うため間違えて別のところに入らないようになっていました!

最後にロープも取り付けていきます。
瞬間接着剤と流し込み接着剤でかちかちにしておきます。

これで仮組は終了です。
砲塔ハッチは開いた状態でフィギアも乗せてみようと思います。

各パーツはこんな感じ。これを塗装していきます  

まずはいつものオキサイドレッドのサフを吹きます。
また普段あまり紹介していないのですが、履帯はモデルカステンカラーの履帯色を使用してランナーのまま塗装しています。
これにアモのトラックウォッシュでウォッシングしたものを最後に取り付けます。

オリーブドラブを吹きます。
今回はモデルカステンカラーのOD1を使用してみました。

先ほど使ったオリーブドラブに適当なホワイト寄りのグレーを混ぜ、ハイライトを入れてみました。
またWCのスポットイエローでフィルタリングもしておきます。

続いて、細部の塗装を。
転輪は小さいのでマスキングするのが面倒で筆での塗り分けを久しぶりに行いましたが、やはり時間はかかってしまいますね。
マスキング出来るものであれば、エアブラシで塗った方が全然早く簡単に済みます。これもディスペイのコンパスカッターあってこそですが。
また砲塔内部はガイアカラーのインテリアカラーを使用しています。  

一度クリアーを吹き、デカールを貼っていきます。
砲塔星マークは、突起に干渉してしまうので無理やり溶かして貼り付けましょう。
またスミ入れもしてしまいます。

続いて足回り等も組み立てていきます。

成型がよくできているのか、タミヤの最近の組み立て履帯は非常に精度がよく隙間もなくぴったり一周できます。

しかし、機銃の取り付け部分が折れていなくなっているのが見えるでしょうか。
塗装のためにクリップで挟んでいたら、ぽっきり折れてしまいました。
明らかにこの機銃取り付け部分が他のシリーズより細くなっていて、塗装の際すこしめんどくさくなっています。ここまで細くする必要は無さそうなんですけどね…

続いて全体にドライブラシもしていきます。
オリーブドラブ部分にはグリーンで、履帯金属部分にはガンメタルを使用しています。
また塗装しておいたフィギアも乗せてみます。
これらを最後にガイア・プレミアムセミグロスクリアーで仕上げたら

完成になります!
使用したデカールは「第3機甲師団 第33戦車連隊 C中隊 C-34“キャロル” 1944年7月フランス」となります。
フィギアが乗ると、車両のサイズ感がより分かりやすくなりますね。しかしよほど上手に作れない限りおもちゃ感も出てしまうので、どちらかを取らないといけません。
それでもやらないと、上手にもなれないのでこれからも乗せられそうなものは作っていきたいと思います。

さてキットの方の感想を
1/48の軽戦車ということで完成後もとても小さいですね。その分作るのもとても簡単で時間をかけることなく形にすることができます。
塗装も単色オリーブドラブなので、作りやすさはトップクラスになっています。
ただ履帯にはゴムパッドが使われているので、塗り分けは難しさはありませんが少し時間が掛かってしまうと思います。

さて長くなってしまいましたが、今回のM5A1スチュワートの製作は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではではまた次回ノン

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