どもども、こんにちは
以前作ったトラック(救急車)が思ったより作るのが面白かったため、今回もトラックを用意しました!
今回作るトラックはアメリカ軍2 1/2トン 6×6フューエルトラックとなります!
このトラックは連合側の主力トラック2.5トンラックをベースに燃料輸送用に開発されたもので、トラック自体にポンプを搭載しており簡易的な飛行場でも単体で運用することができました。
この2.5トントラックシリーズは大戦中ほぼ全ての戦場にいるほど重要な車両で、他にも水用・ダンプ・ショップバンなど様々なバリエーションが存在します。
正直私はあまりトラックには詳しくないので、さっさと製作に移ります…
中身はこんな感じ。思っていたよりはパーツがあります。
特に目立つパーツもありませんが、フィギアが運転手のほかに給油中の兵士も2体付いています。
給油中を再現できるホースに窓用のクリアーパーツもあります。
クリアーパーツはフロントガラスのみ塗り分けが必要になっています。
それでは組み立てていきます!
まずはシャーシから。プロペラシャフトはこんな配置をしているんですね。
サスペンションからタイヤも取り付けると基礎部分は出来上がります。
あとは運転室とタンク部分を作り乗せるだけになります。
運転室のことをキャブと言うらしいですね。
内部はこんな感じで、最低限のパーツが付いているだけになります。
タンク部分を作ります。
サイドパネルにはホース収納庫のドアがあり、開けるとホースが収納されているのでジオラマなどで使うときは給油シーンを簡単に再現できますね。
ドア付いてませんが、キャブとタンクを載せれば組み立てはとりあえず完了です。
それではこれらを塗装していきます。
フィギアはドライバーのみ付けてみたいと思います。
サフにオキサイドレッドを使用し、メインにはモデルカステンのオリーブドラブ1を使用しました。また全体にWCスポットイエローも使いフィルタリングを軽くしています。
今回は茶色よりのオリーブドラブを使用しましたが、モデルカステンオリーブドラブ2のような緑の強いオリーブドラブも大戦末期から見られることもあったそうです。
なんとなく大戦中のイメージは茶色が強かったのでこっちにしてしまいましたが、
さてタイヤの塗装ですが、少し前に紹介したコンパスカッターの初実戦投入になります。マスキングテープを無駄にしないようにロケーターでしっかり中心も確認して円を切っていきます。
一発でこれだけ綺麗なカットができました。ただ1mm単位のサイズ調整が少し難しく、何度か切っては調整してを繰り返します。
出来ました!調整が難しいといっても一度サイズが決まってしまえば、あとは何枚でも簡単に作れるのでめちゃくちゃ楽でした。これは買ってよかったですね
さらに細かな塗り分けを筆でおこない、クリアーを一度吹きます。
窓枠の塗装は筆を使いました。マスキングするのも考えましたがワイパーが邪魔をするので筆が一番簡単でした。
マスキングして塗装したタイヤになります。また足回りはAMMOトラックウォッシュを軽く吹いています。
簡単にスミ入れも行い、デカールを貼ります。若干大きめなので、綺麗に貼れるように慎重に行います。
ドライブラシも全体に軽くしたら、先に仕上げのセミグロスクリアーを吹きます。
車体を接着していき、シャシーにキャブとタンクを載せれば
完成になります!(1944年6月フランス アメリカ陸軍航空隊所属)
さて少し感想を…
キットは非常に組み立てやすく、塗り分けも多くないので手軽に作れるキットだと思います。
手軽とはいえ、これを選ぶ人はあまり居ないかもしれませんが…何度もこういった地味な車両を作るたびに書いているのですが、48飛行機などに並べておくことで魅力が増す車両になっています。手元に連合の飛行機がないので私もできませんが、そのうち並べてみたいですね。
それではフューエルトラックの製作は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではではノン