どもども、こんにちは
前回2両の組み立てが終わりましたので、塗装に入ります。
さっそくグレーサフを吹きまして
基本色のオリーブドラブを塗りました。また写真がありませんけど、履帯はマルチプライマーを吹いてから履帯色を使っています。
オリーブドラブにハイライトを入れました。そしてスポットイエローで全体をフィルタリングしていきます。
細部の塗り分けをしていきます。転輪のゴム部分は一部ディティールが省略されていたりとやや大雑把な塗り分けになる部分(補助転輪などがありました。
しかしここまでは非常に順調でした。
いつも通り足回りの接着をしていくのですが、
履帯が若干短い…これは製作途中で縮んでしまったのか、元からなのか判断できませんがそのままでは、1周足りません。困りました。
なんとか、履帯を伸ばしながら1周巻くことができましたが、ついでにいくつかの問題がわかりました。
・まずサスペンションや起動輪の車体との接続部が非常に不安定になっています。特にM4はサスペンションが2本のダボのみで固定されているので非常に固定が弱いです。
・起動輪と履帯がそもそも合わない。起動輪の爪?の幅が狭いのか履帯が噛み合わさりません。
・履帯の中央ガイドの突起が色々な所に干渉しています。両方とも補助輪の支柱に干渉していたり、M24では両転輪の隙間に入りきらず若干転輪が浮いています。
・最後に履帯の幅が若干あるためサイドスカートと干渉しています。M4はぎりぎり詰め込めましたが、M24は履帯の一部を切り落としています。
総じて足回りの精度がいまいちだったことがわかりました…
何より1周足りないのは驚きましたが、材質が焼き止め式のようにやわらかく簡単に伸ばすことができました。伸ばしすぎると切れてしまうので注意しないといけませんが。
そのため若干伸びているのがわかる部分ができてしまいました。
若干起動輪と誘導輪が無理やり巻いたため、曲がってしまっています…
ともあれ巻くことはできたので、作業を進めます。
続いてデカールを張りました。
少し綺麗にはれるようになった気がしますが、代わりに位置を調整するのが難しくなりました…
また軽くすみ入れも行いましたが、このサイズでは墨入れ箇所はかなり少なくなっています。
そしてドライブラシも軽く行っています。
また機銃口は穴をあけるのが細くて怖かったので…黒でそれっぽく塗ってあります。
細かいパーツを取り付けて、最後にセミグロスクリアーを吹きましたら
完成になります!
さてさてさて…いつもの感想となりますが
履帯が巻けないときはどうなるかと思いましたが、とりあえず完成してよかったです。
全体的に簡単な作りとなっていたキットですが、値段を考えると相応かもしれません。にしても履帯回りの作りは雑だと言わざるを得ません…そこ以外は比較的普通に組み立てられるキットでしたが、結構致命的なポイントだと思います
発売されたばかりでほとんど評価を見かけませんでしたが、あまりおすすめできるキットではありませんでした…残念ですが、安いキットでは色々と問題が残っているものですね!
1両1000円台で難なく作れるキットに感謝をしながら、今回は終わりたいと思います…
それでは、写真はまた後日…ではではノン
M4A3E8「アメリカ陸軍所属車”THE FLYING SCOT"」
M24「アメリカ陸軍 第43騎兵偵察中隊所属車”Pegasus"ドイツ1945年」