どもども、こんにちは
前回組み立てが終わりましたので、塗装に入りたいと思います。
まずはグレーのサフを吹いておきます。この程度のエッチングパーツでしたら、ガイアノーツのサフで十分色がついてくれます。
今回もモデルカステンの自衛隊色を使用します。まず茶色を全体に。
そして筆で迷彩のラインを引いておきます。
ラインに沿って濃緑色を吹いていけば、迷彩自体は簡単に行えます。多少はみ出したり、余計な部分まで塗料が飛んでしまうので、茶色をもう一度細かい修正箇所に吹きなおしておきます。
そして一度、WCシェードブラウンにてフィルタリングを行い、迷彩色を馴染ませます。
細かい部分の塗装を筆で行います。しかし思ったよりも塗り分けが少ないですね。ライトと転輪くらいでしょうか…基本的に説明書に従いますので、このままでいきますが、すこしシンプルすぎるくらいですね。
ここで一度保護のためクリアーも吹いておきました。
墨入れは、エナメルのダークブラウンにてあっさりめで行います。
リベットもいくつかありますので、すこし目立させてあります。
ここで私はデカールを入れてしまいます。今回使用しますのは「高射学校高射教導隊第3高射中隊所属車両」となります。デカールは部隊マークだけでも6種類、さらにそこから多数の車両番号が選ぶことができます。多すぎて選ぶのに苦労しますね…
今回は砲身わきについた番号がかっこよかったので、こちらにしました。何ならこの龍のマークもモノクロとカラーで2種類ありました。これはモノクロですが、それぞれ使っている部隊が違うようです。
続きましてドライブラシも、迷彩色ごとに行いました。かなり軽めになります。
さらに履帯にはトラックウォッシュでウォッシングも行い、履帯の取り付けに入ります。分割したものを組み合わせるだけで簡単に終わると思ってました
簡単にはいきませんでした…指定の100個だと巻き方次第では微妙に足りませんでした。予備も用意していなかったので急いで数パーツを塗っています。こういった時のために事前に多めに塗っておくべきでした。しかし何より苦しんだのが、起動輪との接着になります。
起動輪との接着部分があまりにも少なく、なかなか固定できませんでした…履帯パーツの形状にもやや問題があるのと、そこまでぴったりはまるようにできていない起動輪が問題だったのでしょう…数時間格闘することになりました…
巻き終わったものに、接着部分など修正を行い、ドライブラシもガンメタルでおこないました。
最後に車体を載せれば完成となります。
それでは、感想をいくつか
まずは何といっても履帯です。パーツ数や細かさ以上に、履帯を固定する作業は大変でした。しかし、それ以外を見ますと、思ったよりは作りやすく丁寧に作られていることがわかります。車体に空いた取付穴は本キットの精度の良さが出ていると思います。
エッチングパーツは必要最低限のディティールアップができるかと思います。グリル部分はややサイズが合っていないような気もしますが…
最後に可動部のゆるさも少し気になりますので注意すべきですね。
以上総合的に見ますと、十分精度もよく完成度も高いよくできたキットでした。人にお勧めするかは少し悩んでしまうくらいですね!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。ちゃんとした写真はまた後日あげさせていただきます
ではではノン
塗料が飛び散ったものが付いているのに、記事編集中に気が付きました…修正を行いましたので写真の記事では修正したものを上げたいと思います。