どもども、こんばんは
今回作りますのはドイツⅢ号突撃砲B型、通称Ⅲ突になります。
第二次大戦中、初期から長くドイツを支えてきた砲戦車となり、主に歩兵を支援することが多かったようです。Ⅲ号戦車を使って作られたものなので砲塔部以外ほぼ同じに、そして車高は兵士の身長ほどに抑えられた結果できたものがこの突撃砲です。
さて、製作を開始していきますが
見ての通り、とてもシンプルでコンパクトな車両です。ですのでAFV・ミリタリー模型の入門的な存在だと勝手に思っています。。形はシンプルですが、しっかりと戦車の形もしていますし、ドイツ戦車の重厚感も持っています。なので練習にも非常に適してるんじゃないかなぁなんて思って購入いたしました
組み立てはあっという間に出来上がります。
が、このキットの落とし穴的な部分がありました。砲を左右に可動させるこの部分、見ての通り折れます。とても弱いので、動かす際は気を付けて触ったほうが良いかもしれません!自分が荒いだけかもしれませんが。。。
これだけのパーツになります。細かい塗り分けもほとんどありませんので、一気に塗れそうです
塗りました。まずはサフです。
本塗装はジャーマングレーになります。ついでに細かい部分もアクリル塗料を筆で塗っています。
デカールを貼りましたら、クレオスのフィルタリキッドを使いフィルタリングを行います。使うのはレイヤーバイオレットになります
が先にどうやら墨入れを行ったようです。。。
こちらも、ウェザリングカラーを使って行いました。そしてフィルターをかけていきます。変な乾燥のあとだけ付かないように全体的に薄く塗っていきます。
するとどうでしょう。とても簡単にちょっと雰囲気が良くなったと思いませんか?しかしまぁこれは好みによるんでしょうが、、このフィルタリキッドは簡単なひと手間で大きく雰囲気を変えることができます。
続いて、泥を付けていきます。まずは乾いた色をウェザリングペーストを使い、それっぽくつけていきます。そして何段階かより新しい湿った土を重ねていきます
ちょっと写真が良くありませんが、、泥を付けていきます。。。転輪と履帯の接触する部分はふき取ってしまいましょう
ここで履帯を付けました。このキット2つめ(1つは自業自得)の難所になります。一部分割式のプラ製履帯になるのですが、履帯が上に来ている部分(補助転輪と言われる小さい転輪の上にくる履帯パーツ)を入れ込むのに結構苦労しました。ぴったりはまる感じなので、かなりきつめです。
最後に履帯にも同じように泥を付けて完成になります。履帯の泥も転輪と接している部分・地面と擦れる凸部分などの泥はふき取ってしまいます。一応ウェザリングマスターのガンメタルにてドライブラシを行いましたが、ほとんどわからない程度になってしまいました。もっとしっかりエナメル等でしても良いかもしれませんが、今回は控えめに行いました
完成しました感想になります。
とてもシンプルであっという間に形になりました。その分、その後の工程をより長くストレスなく楽しめるキットだと思います!キットを作るだけで力尽きるような大物よりずっと簡単にたどり着けるので、塗装の練習・ウェザリングの練習と好きなように心置きなく取り組める、素晴らしいキットです。しかし、車体下部が金属シャーシだったり、砲の差し込み部分が弱かったりとマイナスポイントももちろんあります。がこの程度で文句を言っていたら世の中これより良い出来を探す方が難しくなってしまいます。
ついでに、デカールも3種類ほど入っていますので、何度も買って練習するのにも飽きが緩和されますね!
総合的に見ますと、大幅なプラス。とても良いキットだという事ができます!値段も控えめ作りやすい塗りやすい、満足できるキットでした。そのうちまた作ってみようと思います
ではではノン
ちゃんとした写真はまた後日